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「葬儀」を知り、ご遺族様の気持ちを知る

【入社1年目】
「葬儀」を知り、ご遺族様の気持ちを知る

このサイトは株式会社セレモニアをスポンサーとして、Zenken株式会社が運営しています。
目次

葬儀社に採用された入社1年目の社員の仕事内容について、当サイトの監修元であるセレモニア様の社員にインタビュー。仕事のやりがいなどもお聞きしました。

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監修未来の葬儀人材を育て、共に成長する
セレモニア>
引用元:セレモニアグループ採用サイト
(https://ceremonia.co.jp/recruit/)
株式会社セレモニア

セレモニアは昭和24年から続く、川崎市に多数の式場「平安会館」を持つ地域密着型の葬儀社です。長年の経験を生かし、葬儀をトータルで担当できる人材の育成や葬祭ディレクターなどの資格取得のサポート
に力を入れています。

セレモニア
引用元:セレモニアグループ採用サイト
(https://ceremonia.co.jp/recruit/)
お客様と親密に関わる仕事を目指す
小田島さん
株式会社セレモニア(平安会館)
小田島さん
  • 出身大学: 桐蔭横浜大学 法学部
  • 趣味・特技など:ドライブ

中学生の頃、ある葬祭スタッフの方にお世話になった経験から、「人のための仕事をしたい」と考えるようになった小田島さん。

就職活動の際にも「人のためになる仕事」という軸で会社を探し、葬儀社の中でも、トータルで最初から最後までご遺族の方に寄り添えるセレモニアに興味を持ち、入社に至ったとのことです。

大まかな1日のタイムスケジュール

SCHEDULE
小田島さん
入社1年目 葬儀スタッフの1日のスケジュール
7:50
出社

出社後は、当日の葬儀に必要な発注内容や手配状況を書類で再確認します。たとえば、返礼品や料理、火葬場までの霊柩車やバスは問題なく手配されているか、といった点を丁寧にチェックしていきます。

8:30
始業・朝礼

朝礼では、それぞれの担当者が全体共有すべき事項を報告。私が葬儀の担当であれば、その内容や進行スケジュールを説明し、担当業務の振り分けなどもこの場で確認します。

9:00
葬儀の最終確認と
準備

朝礼が終わり、発注の確認を終わらせたあとは、葬儀が行われる式場の最終確認を行います。

10:00
参列者様の案内

葬儀の開始時間は場合によりますが、10時頃から参列者様がお越しになることが多いため、ご案内を差し上げます。また、喪主様がお寺様に挨拶するための案内をしたり、私たちスタッフがお寺様と式の流れを打ち合わせで確認するなど、葬儀進行に必要な業務を進めていきます。

10:45
葬儀の前説

葬儀開始前には、ご遺族や親戚の皆様に向けて「前説」を実施。前説とは、式の流れを伝えることです。

11:00
葬儀開始

葬儀が始まると、お寺様の入場にあわせて私たちが進行を担当します。開式や閉式のアナウンス、ご焼香のご案内などです。

12:00
告別式~ご出棺

葬儀が終わりましたら、お花でのお別れを行います。その後喪主様よりご挨拶を頂き、出棺となります。

13:00
休憩

スタッフ同士で業務の状況を確認し、手が空いた者から順番に休憩を取ります。状況によって休憩時間は前後します。

15:00
書類の整理や
次の葬儀の準備

休憩後は、先ほどまで行っていた葬儀の書類整理を行います。また、葬儀の依頼が入りましたら、故人様の搬送にも向かいます。
ご遺族が来館された際には、2~3時間程度かけて式の内容やご要望をヒアリングし、葬儀の形式や進行について打ち合わせを進めます

18:00
退勤

お通夜がなかった場合は、定時で退社します。葬儀の受注があった場合は、マイクロバスやお寺様の手配などをその日のうちに行うため、30分~1時間くらい残業することも。
お通夜が入っている場合は、18時頃から式が始まるため、遅いときだと20~21時頃の退社です。

入社1年目葬儀スタッフのお仕事Pickup

葬儀の最終確認と準備

朝礼が終わり、発注の確認を終わらせたあとは、実際に葬儀が行われる式場の最終確認を行います。

葬儀の準備として、まず祭壇の設営を行います。お花の祭壇の場合は生花部の担当者が来て設営し、白木祭壇であれば私たちスタッフで組みます

ご出棺

葬儀が終わりましたら、お花でのお別れを行います。「こちらで最後の場となります」と参列者の方にもご案内します。そちらが終わりましたらご出棺という形で、喪主様と参列者の方々を火葬場まで送り出します。お花を棺に入れるところからご出棺まで、およそ20~30分ほどです。

出棺後は、火葬場には当社のお世話係がいますので電話で引継ぎを行います。ただいま出発しましたという連絡と、車列(霊柩車→お寺様の車→一般車)や人数などの引き継ぎを電話で行います。

その後は、火葬場で解散するパターンもあれば、会館に戻って最後にひと言述べて解散するパターンもあるので、ケースバイケースで対応します。火葬場で解散するパターンですと、引き継ぎが終われば我々も業務終了なのですが、会館に戻る場合には再度ご対応にあたります。いずれも臨機応変に状況を見極めながら進めていくのが特徴です。

葬儀スタッフ小田島さん
3年目の今、1年目を回想して
お仕事についてインタビュー

1年目イメージ
お仕事のこだわりポイントを教えてください
小田島さん
「メモリアルな葬儀」を大切に

私自身、葬儀というのは「一生に一度、やり直しがきかない儀式」だと思っています。大切な方とのお別れをしっかりと受け止めていただくために、ご家族やご参列の方々が集中して思いを伝えられる時間や空間をつくることを大切にしているんです。

また、ご遺族の方々が本当は何を望んでいるのか、言葉の裏にあるお気持ちまで汲み取れるように心がけています。段取りが悪かったり、こちらが焦っていると、その不安がご遺族に伝わってしまいますから、常に落ち着いた状態でサポートするようにしています。

実は私も入社当初は、緊張が表に出てしまっていたんですよ。でも、ご遺族の方から「ありがとう」「小田島さんが担当してくれてよかった」というお言葉をいただいたときには、自分がやってきたことは間違いじゃないと感じられました。日々の生活習慣や姿勢までもが仕事に表れると先輩から言われたこともあって、普段からの行動や心構えにも気を配るようにしています。

いま力を入れて取り組んでいることは?
小田島さん
悔いのない葬儀のために、お客様のニーズを読み取ること

最初の1年目は右も左もわからない状態で、葬儀の流れや宗派の違いなど、とにかく先輩方から学ぶことに必死でした。最近は少しずつ余裕が出てきて、「ご遺族の方が何を一番に求めているのか」をより深く考えられるようになってきたと思います。

たとえば、故人様が生前に好まれていた趣味をどう式に反映できるかとか、「言葉にはされないお気持ち」を汲み取って形にするような提案ができたらいいなと思っています。実際、葬儀では本当にいろいろな価値観に触れる機会が多いですし、その分だけ学びも多いですね。

いまはさらに特別なご要望に臨機応変に対応できる知識と経験を深めるために、積極的にいろんなパターンの式に携わるようにしています。

葬儀のお仕事の大変な点は?
小田島さん
年上の方を相手にする、現場での緊張感

やはり、人生経験が豊富なご年配の方々とお話しすることが多いので、最初はとても緊張しました。葬儀を取り仕切るのは喪主様がほとんどで、その方もほぼほぼ私より年上の方です。私自身まだ若いので、「この人、本当に任せて大丈夫かしら」と思われてしまわないか、すごく気を使っていました。

また、見た目や年齢で判断されることがあったり、経験がまだ浅いと思われてしまうと、それだけで信頼を得るのが難しくなるんです。でも、それを乗り越えるにはやはり知識と実績を積むしかないので、一件一件の式を真剣に担当しながら、自然と自信をつけていくしかないですね。

葬儀スタッフが答えるお仕事の「やりがい」

葬儀のお仕事のやりがいはなんだと思いますか?
小田島さん
知識と経験の積み重ねで得られる感動と成長

まず、どの葬儀もまったく同じものがないという点にやりがいを感じます。宗派やご家庭の事情、お花の飾り方や祭壇のレイアウトなど、本当に多種多様なんです。そのたびに学ぶことがあり、一つひとつ知識や経験が積み重なっていく感覚が自分の成長を実感させてくれます。

私が初めて葬儀の進行を担当したのは、入社して半年くらいのときでした。多くのご親族の前に立って式を進行するのは大きなプレッシャーでしたが、先輩方に教わったことを総動員してなんとかやり切れたときの達成感は、今でも忘れられません。「失敗は許されない」という重圧はありますが、それを乗り越えて無事に式を終えられたときは、自分の成長を強く感じられる瞬間です。もっともっと経験を積んで、さらに良い式を提供したいという気持ちが湧いてきます。

小田島さんの将来の目標を教えてください
小田島さん
どんな葬儀の形式にも対応できるようになりたい

本当に毎回違う現場や式に対応するので、まだまだ分からないことがたくさんあるんです。そこがこの仕事の面白いところでもあり、奥深いところでもあるんですよね。たとえば、まだ経験したことのない「社葬」など大規模な葬儀にも今後は携わってみたいと思っています。

目標としては、どんな葬儀の形式にも対応できるようになることです。宗派によって式の流れや作法が異なるのはもちろん、遺族の方のご要望や地域の風習なども踏まえる必要があります。そうした幅広い知識や経験を積んで、お困りごとがあればすぐに解決策をご提案できるようになりたいんです。

これから葬儀業界を目指す人へのメッセージをお願いします
小田島さん
人の気持ちに寄り添うことができるお仕事です

実は私、もともとすごくだらしない性格で、人見知りもするタイプだったので、最初は「大丈夫かな…」と不安でした。でも、いろんなご遺族と接する中で自分の欠点を意識するようになり、自然と整理整頓やコミュニケーション力も身につきました。

葬儀の現場って、本当に感謝の言葉や温かい気持ちがダイレクトに返ってくる場所だと思います。もちろん簡単な仕事ではありませんが、その分だけ得られるやりがいや成長は大きいです。

もし「人のためになりたい」「誰かの気持ちに寄り添える仕事がしたい」と思っているなら、ぜひチャレンジしてみてください。最初は覚えることも多くて大変かもしれませんが、乗り越えた先にはほかの業種では体験できない喜びややりがいがあると思います。

オモイノシゴト編集チームより
「葬祭とは」を学び、ご家族に寄り添う姿勢を学ぶ

葬儀社に未経験で入社される方の多くがそうであるように、セレモニアへ就職するまで葬儀の作法をまったく知らなかったという小田島さん。ですが会社の研修や先輩についてのお仕事を続ける中で、基本的な部分が身に付いてきたそうです。

仕事をする中で葬儀の作法以上に、お客様へ寄り添う大切さを実感し、「ニーズ」を考えて行動できるようになっていったという小田島さんの姿から、葬祭スタッフの仕事は「想い」が重要であり、知識や経験はその後についてくるのだということが伺えます。

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引用元:セレモニアグループ採用サイト
(https://ceremonia.co.jp/recruit/)
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