川崎で葬祭ディレクターとして働くことに興味はあるものの、一歩を踏み出せずにいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、川崎の葬祭ディレクター求人の傾向やおすすめの求人、仕事内容や未経験からのなり方、気になる年収・待遇をまとめて紹介します。
まずは、川崎で葬祭ディレクターを目指すうえで知っておきたい、地域の求人事情から確認しておきましょう。全国的な傾向とあわせて、川崎ならではの特徴を押さえておくと、求人選びの軸が定まります。
葬儀の仕事は景気に左右されにくく、需要が安定しているのが大きな特徴です。高齢化にともない年間の死亡者数は増加傾向にあり、この流れは今後も続くと見込まれています。人口の多い政令指定都市である川崎市も例外ではなく、市内には複数の葬儀社や式場が点在し、地域密着型の葬儀社の多くが1級葬祭ディレクターの在籍を強みに掲げています。腰を据えて長く働きたい人にとって、需要が安定していることは大きな安心材料だといえるでしょう。
川崎エリアの求人には、いくつかの共通点があります。まず、未経験歓迎の求人が多いこと。研修やOJTで一から育てる会社が多く、業界・職種が未経験でも応募できます。次に、女性の活躍を打ち出す求人が増えていること。さらに、転職・中途採用が中心で、販売・飲食などの接客業、介護職、営業職からの転職事例も多いのが実情です。市内に拠点が多い会社なら、自宅の近くで働ける可能性が高いのも川崎ならではの魅力です。
川崎市に根ざす地域密着型の葬儀社・株式会社セレモニア。1949年創業の「平安会館」を中核に、川崎市内の各区へ自社斎場を展開し、2024年12月時点で川崎市内の葬儀シェアNo.1(川崎市の5人に1人が選択)という実績を持ちます。打ち合わせから施行までを一貫して担当できる体制や、就業時間内の社内研修・専門学校の授業料支援貸付制度など、葬祭ディレクターの育成・資格取得サポートに力を入れているのが特徴です。
そんなセレモニアは、川崎で働きたい若手を積極採用している安定企業です。
ここからは、川崎で未経験から葬祭ディレクターを目指せる就職先として、監修企業でもあるセレモニアの求人情報を紹介します。
派手なインセンティブを前面に出す新興型とは異なり、75年の歴史と地域密着の安定基盤、そして育成・資格取得の支援体制に強みがある会社です。中途・新卒それぞれの募集要項を見ていきましょう。
中途は「葬祭ディレクター」職での募集です。中途入社が50%以上を占め、経験不問・人柄重視で、丁寧なOJTのもと未経験から始められます。
| 募集職種 | 葬祭ディレクター(中途採用) |
|---|---|
| 雇用形態 | 正社員(試用期間6か月/期間中も労働条件の変更なし) |
| 給与 | 月給213,700円〜279,700円(能力・経験を考慮のうえ優遇、インセンティブ制度あり) |
| 年収例 | 480万円/入社9年目(32歳)、400万円/入社3年目(25歳) |
| 応募資格 | 要普通免許(AT限定可・取得予定でも可)/経験不問・業界職種未経験歓迎 |
| 勤務時間 | 8:30〜17:30(実働8時間・休憩60分)/夜勤なし/残業20時間程度 |
| 休日 | 週休2日制・年間106日(有給消化を含め実質111日以上) |
| 待遇・福利厚生 | 社会保険完備、昇給年1回、賞与年2回、各種手当(時間外・深夜・休日・夜勤・役職・資格・家族)、資格取得支援制度、退職金制度(勤続3年以上)ほか |
| 交通費 | 規定内支給(月額上限50,000円) |
| 勤務地 | 川崎市内の11拠点のいずれか |
新卒は総合職での募集で、葬祭部門のほか生花・ギフト・料理などの部門があります。全学部・全学科対象で、文理は問いません。
| 募集職種 | 総合職(正社員)※葬祭・生花・ギフト・料理などの部門 |
|---|---|
| 応募対象 | 2026年3月までに4年制大学・大学院・高専・専門学校を卒業/卒業見込みの方(全学部・全学科対象、文理不問) |
| 給与(2025年予定) | 大学・大学院卒 218,100円/短大・専門学校卒 213,700円 |
| 勤務時間 | 8:30〜17:30(実働8時間/部署により差異あり) |
| 休日 | 年間106日(実質111日以上)、各種休暇(産前産後・育児・介護など) |
| 交通費 | 規定内支給(月額上限50,000円) |
| 勤務地 | 川崎市およびその周辺地域の当社事業所 |
セレモニアは川崎市内に11の拠点を展開しています。南部(川崎区・幸区)から北部(宮前区・中原区・高津区・多摩区・麻生区)までカバーしており、自宅や生活圏の近くで働きやすいのも魅力です。
| 拠点名 | 所在地 | アクセス(最寄り) |
|---|---|---|
| 平安葬祭センターかわさき | 川崎市川崎区 | JR「川崎駅」・京急「京急川崎駅」よりバス |
| 平安会館かわさき | 川崎市川崎区大島4-2-4 | JR「川崎駅」・京急「京急川崎駅」よりバス |
| 平安会館わたりだ | 川崎市川崎区渡田3-2-10 | JR「川崎駅」・京急「京急川崎駅」よりバス |
| アクイール塩浜 | 川崎市川崎区塩浜3-31-2 | JR「川崎駅」・京急「京急川崎駅」よりバス |
| 平安会館さいわい | 川崎市幸区神明町1-72 | 「川崎駅」よりバス/JR「矢向駅」より徒歩10分 |
| 平安葬祭センターみやまえ | 川崎市宮前区 | 東急田園都市線「宮前平駅」より徒歩5分 |
| 平安会館みやまえだいら | 川崎市宮前区土橋1-4-12 | 東急田園都市線「宮前平駅」より徒歩5分 |
| 平安会館みやうち | 川崎市中原区宮内2-11-8 | 「武蔵小杉駅」または「溝の口駅」よりバス |
| 平安会館みぞのくち | 川崎市高津区下作延4-1-34 | JR「武蔵溝ノ口駅」・東急「溝の口駅」より徒歩8分 |
| 平安会館あさお | 川崎市麻生区片平1-4-5 | 小田急「新百合ヶ丘駅」徒歩20分/「柿生駅」徒歩12分 |
| 平安会館たま | 川崎市多摩区枡形1-13-1 | 小田急「向ケ丘遊園駅」より徒歩20分 |
実際に各拠点で働く葬儀スタッフの声も紹介します。入社の決め手や働いて感じた魅力はさまざまですが、地域密着ならではの温かさや、部門を越えた連携のしやすさに触れる声が目立ちます。
スタッフの皆が優しいところが魅力です。大変な一面もありますが、やりがいを感じながら働いています。
――平安会館さいわい(幸区)のスタッフ
分業制の葬儀社が多いなか、セレモニアは一貫して葬儀の流れを経験できることに強みを感じて入社しました。女性スタッフも多く、細やかな心配りを間近で学べる、勉強になる環境です。
――平安会館みやまえだいら(宮前区)のスタッフ
さまざまな部門・部署がありますが、交流が多く連携がとりやすいです。部門を越えて仲が良く、社内の雰囲気は明るいと感じます。
――平安会館みやうち(中原区)のスタッフ
上司や先輩との距離が近く相談しやすいうえ、周囲のスタッフの温かさを感じられます。報連相がしやすく、自分の考えも尊重してくれます。
――平安会館たま(多摩区)のスタッフ
地域密着企業ということもあり、生まれ育った川崎市に恩返しができると思って入社しました。
――平安会館あさお(麻生区)のスタッフ
ここからは、葬祭ディレクターの仕事内容を簡潔に押さえておきましょう。
ここでは「どんな仕事で、未経験からでも目指せるのか」に絞って紹介します。
葬祭ディレクターは、ご遺族に寄り添いながら葬儀の準備から当日の運営までを一貫して支える仕事です。
ご依頼の受付・搬送に始まり、打ち合わせや企画・見積、式場の設営、宗教者や火葬場の手配、通夜・葬儀当日の進行や司会、そして葬儀後のアフターフォローまで、業務範囲は多岐にわたります。会社によって、一人が最初から最後まで担当する「一貫担当制」と、工程を分ける「分業制」がある点も、求人選びのポイントです。
実際の1日の流れを、入社1年目スタッフ(小田島さん)のある1日でイメージしてみましょう。当日に葬儀があるかどうかで動きは変わりますが、基本的な流れは次のとおりです。

当日の葬儀に必要な発注や手配(返礼品・料理・霊柩車・送迎バスなど)に漏れがないか、書類で確認します。
朝礼で担当する葬儀の内容や進行を共有し、その日の役割分担を確認します。
発注のチェックを終えたら、葬儀を行う式場を最終確認します。
参列者のご案内に加え、喪主とお寺様のご挨拶の橋渡しや、式の流れの打ち合わせを進めます。
開式前に、ご遺族・ご親族へ式の流れを説明する「前説」を行います。
お寺様の入場に合わせ、開式・閉式やご焼香のアナウンスなど、進行を担当します。
お花入れでのお別れのあと、喪主のご挨拶を経てご出棺となります。
スタッフ同士で状況を確認し、手が空いた人から順に休憩を取ります。
葬儀の書類を整理します。新たな依頼が入れば搬送に向かい、来館されたご遺族とは数時間かけて内容やご要望を伺います。
お通夜がなければ定時で退社。受注があれば手配で30分〜1時間ほど残業し、お通夜がある日は20〜21時ごろの退社です。
最大のやりがいは、ご遺族から直接「ありがとう」と感謝を受け取れることです。人生の最期という大切な場面を支える、社会的意義の大きい仕事でもあります。一方で、24時間体制ゆえの不規則な勤務や体力面など、大変さがあるのも事実です。誠実さや冷静さ、相手を思いやる配慮ができる人、学び続ける姿勢を持てる人が向いています。前職の接客・営業・介護などの経験は、そのまま強みになります。
結論から言えば、未経験からでも十分に目指せます。葬儀社で働くこと自体に必須の資格はなく、まずは就職して実務を積みながら、必要に応じて厚生労働省認定の「葬祭ディレクター技能審査」を取得するのが一般的です。資格は働きながら段階的に取るものと考えておけば問題ありません。1級・2級の違いや受験資格、取得方法は、別ページで詳しく解説しています。
収入も気になるポイントでしょう。ここでは全国的な年収相場の目安を簡潔に確認します。具体的な条件は会社によって差が大きいため、実際の求人で確認するのが確実です。
葬祭ディレクターの年収は、各種の求人・調査を総合するとおおむね350万〜500万円程度が目安です。統計上の平均は380万〜390万円台とされますが、これは「生活関連サービス業,娯楽業」という広い区分の数字で、葬祭ディレクター単体の平均ではない点に注意が必要です。未経験スタートは280万〜350万円程度が中心。1級資格の手当(月1万〜3万円)や役職への昇進、インセンティブなどで収入を伸ばせます。
| 区分 | 年収の目安 | 補足 |
|---|---|---|
| 未経験スタート | 約280万〜350万円 | 研修期間はやや控えめな傾向 |
| 経験者(一般) | 約350万〜500万円 | 経験・実績で差が出やすい |
| 役職者 | 約500万〜600万円以上 | 係長・課長などで上昇 |
未経験から始めた先輩が、どのように成長していくのか。入社1年目・3年目・8年目の声を通して、任される役割ややりがいの変化を見てみましょう。それぞれの取材記事では、より詳しい仕事の様子も語られています。
毎回条件も背景も異なる葬儀をゼロから形にするたび、未知の世界が広がり自分の成長を実感します。
一生に一度の式を無事終え、ご遺族から「ありがとう」と握手をいただく瞬間、張り詰めていた空気が達成感へ変わり次の提案へのエネルギーになるのを感じるんです。
宗派や祭壇ごとの違いを学び、知識を増やした分だけ提案の幅が広がる――この循環こそがモチベーションになっています。
式後にご家族から「次も大久保さんに」と名指しで再依頼をいただいた瞬間、提供したサービスが“信頼”へ昇華したことを強く実感しました。
地域のコンビニで思わぬ感謝の言葉をかけられることもあり、仕事が日常の安心につながっていると誇らしく感じます。
その期待に応えるため、専門知識を深め続けるプロセス自体が次の挑戦への推進力になっています。
副館長として式全体を統括し、親族の皆さまに見守られながら「片山さん、2日間本当にありがとう」と拍手で送り出された瞬間、積み上げた専門性が報われる喜びをかみしめました。
スタッフ配置や会場の空気づくりまで指揮し、仲間とお客様双方の笑顔を生む達成感は格別。社葬の司会を任された経験で視野がさらに広がり、拍手の余韻が次なる挑戦への力を呼び覚まします。
最後に、川崎で葬祭ディレクターを目指す方からよくいただく質問をまとめました。
多くの葬儀社が研修やOJTで一から育てる体制を整えており、未経験歓迎の求人が中心です。セレモニアも中途入社50%以上・経験不問・人柄重視で採用しています。
葬祭ディレクター技能審査は、働きながら実務経験を積んで取得するのが一般的です。セレモニアには就業時間内の社内研修や、専門学校の授業料支援貸付制度など資格取得のサポートがあります。
ご遺族に寄り添う細やかな配慮が活きる仕事で、20〜30代の若手や女性が活躍しています。産前産後・育児・介護などの休暇制度も整っています。
セレモニアは川崎市内11拠点があり、自宅の近くで働ける可能性が高いのが特徴です。中途採用は夜勤なし・残業20時間程度とされています。
葬祭ディレクターは、ご遺族に寄り添いながら人生の最期を支える、社会的意義の大きい仕事です。資格がなくても始められ、これまでの接客や営業、介護などの経験も強みになります。川崎には未経験を歓迎する求人が多く、地域密着で腰を据えて働ける環境が整っています。まずは仕事内容や働き方を知り、気になる求人を比べてみることから始めてみてください。
セレモニアは昭和24年から続く、川崎市に多数の式場「平安会館」を持つ地域密着型の葬儀社です。
長年の経験を生かし、葬儀をトータルで担当できる人材の育成や葬祭ディレクターなどの資格取得のサポートに力を入れています。
社員一人ひとりの想いに応える、風通しの良い社風が魅力です。
冠婚・介護・葬祭・互助会などさまざまな部署があり、連携して業務に取り組むので、社内のつながりを持って働けます。入社前は暗いイメージがありましたが、スタッフ同士の仲が良く、やりがいを持って働いています。
――平安会館かわさき(川崎区)のスタッフ