葬儀社や葬儀業界に日常的に接する機会が少ない方は多く、就職を希望する求職者の中には志望動機の書き方や面接対策に悩んでいる方も少なくありません。
ここでは葬儀業界への就職を目指すあなたへ、書類選考から面接まで一連のフェーズで押さえておきたいポイントや、採用担当者へ熱意と想いを誠実に伝えるための方法をまとめています。
なお、葬儀の仕事はよく「究極の接客業」と称されます。ご遺族様おひとりおひとりの想いを読み取り、人生で一度きりの大切な場面を支える仕事だからこそ、採用担当者はスキル以上に「人柄」と「想い」を重視しています。その点を念頭に置きながら、準備を進めていきましょう。
少子化や労働力の減少が深刻化している現代日本では、葬儀業界を問わず積極的な採用活動が行われています。ただし、葬儀業界は故人様やご遺族様の深い悲しみに直接寄り添う業種であり、葬儀社の採用担当者も求職者の人柄や「想い」を特に重視している点が大きなポイントです。
志望動機は、あなたの想いを伝える大切なチャンスです。「なぜ葬儀業界を選んだのか」という具体的な理由を自分の言葉で語ることは、葬儀スタッフとして活躍するうえでも欠かせないスキルとなります。
例えば、ご家族の葬儀で感じたことや、人生の大切な場面に寄り添いたいという想いを、自分自身の経験と結びつけながら伝えることが大切です。
実際にセレモニアで活躍する現職スタッフも、「葬儀はその人にとって一生に一度のもの。やり直しがきかないからこそ、真剣に向き合える」という想いを入社の動機として語っています。「なぜ葬儀なのか」という問いへの答えは、あなたならではのエピソードの中にきっとあるはずです。
葬儀業界でもサービスの多様化が進んでおり、葬儀社の経営方針や提供するサービスは、地域や会社によってさまざまです。志望先の葬儀社の理念や主力サービスをあらかじめ調べた上で、「ここで働きたい」と思った理由を自分の言葉で伝えましょう。共感できる部分を具体的に示すことが、誠実な想いを伝えるポイントです。
例えば、「地域に根ざした葬儀社として、ご家族に寄り添い続ける姿勢に共感した」「葬儀をトータルで担当することで、より深くご遺族様をサポートできる環境に魅力を感じた」といった形で、その葬儀社ならではの特色と自分の想いを結びつけると説得力が増します。
葬儀スタッフの仕事は、葬儀を執り行うだけにとどまりません。ご遺族様や参列者様への丁寧な対応、事務的な手続きなど、その業務は多岐にわたります。そのため、前職での営業経験や接客経験、事務スキルなど、他業種で培った経験が活きる場面も多くあります。
葬儀業界の面接では、特に以下の3つの強みが評価されやすいといわれています。
ご自身の強みがこれらのどれかに当てはまるなら、志望動機や面接の場で積極的にアピールしましょう。
異業種で働いていた方が、未経験として葬儀業界への就職を目指す場合、例えば以下のような表現が考えられます。
重要なのは、前職でしっかりとスキルや経験を積んできたことを示しつつ、それを葬儀業界での仕事へとつなげる視点を伝えることです。
志望動機を言語化する前に、以下のような「棚卸し」を行っておくと整理がしやすくなります。
例えば「営業職で培った顧客ニーズの把握力を活かし、ご遺族様の想いを汲み取ったサービスを提供したい」といった形でまとめると、具体性と説得力が生まれます。
別の葬儀社からの転職を検討している場合、これまでの葬儀業界での経験をアピールするだけでなく、なぜその葬儀社を選んだのかという理由を明確に伝えることが大切です。
なお、前職の会社やサービスを否定するような言い方は避けましょう。前向きな理由を丁寧に伝えることが好印象につながります。
学生時代の経験や、就職活動を通じて気づいたことを踏まえながら、葬儀業界ならではの魅力に触れることがポイントです。
また、入社後のキャリアパスについて触れることも効果的です。葬儀業界には「葬祭ディレクター」という厚生労働大臣認定の専門資格があり、プロとして長く活躍するためのステップとして目指すことができます。「入社後は葬祭ディレクターの資格取得を目指しながら、プロとして成長していきたい」といった意欲を示すと、採用担当者の印象に残りやすくなります。
川崎市内11拠点で葬祭ディレクターを募集中!未経験からでもOJTでしっかり学べ、資格取得もサポートしてもらえます。「地元川崎で長く働きたい」という方向けに、川崎の葬祭ディレクター求人の傾向や募集要項、年収平均、仕事内容、一日の流れなど、川崎の葬祭ディレクターについて丸ごとわかる特集記事で紹介しています。
葬儀社は、故人様とご遺族様の大切な時間に寄り添い、支えていく仕事です。だからこそ、「なぜこの仕事を選んだのか」という動機の確認は、面接でも必ずと言っていいほど聞かれる定番の質問です。回答の際には、例えば以下のような言葉を使いながら、あなた自身の想いを誠実に伝えましょう。
実際に現職スタッフの中には、「大変な場面を共に乗り越えたご遺族様からいただく『ありがとう』の言葉は、他の業種ではなかなか味わえない重みがある」と語る方もいます。「究極の接客業」だからこそ生まれる、深いやりがいを言葉にしてみましょう。
人の死は突然に訪れるものであり、葬儀業界では勤務時間が不規則になったり、ご遺族様の深い悲しみに向き合ったりすることも日常です。そうした環境を十分に理解した上で、プロとして誠実に取り組む姿勢を伝えましょう。
また、葬儀の現場で活躍するスタッフが共通して大切にしているのが「オン・オフの切り替え」です。ご遺族様の悲しみにしっかり寄り添いながらも、仕事が終わったあとは気持ちを切り替えてリフレッシュできることが、長く活躍するためのポイントとして現職スタッフからも挙げられています。こうした視点を回答に盛り込むと、自己管理能力の高さも自然に伝わります。
急な対応については可能な限り応じる姿勢を示しつつ、難しい場合の対応についても合わせて伝えましょう。
なお、近年は働き方改革の影響を受け、夜勤対応日数の制限や専任スタッフの配置など、労働環境の整備に取り組む葬儀社も増えています。不安な点は逆質問として面接でさりげなく確認してみるとよいでしょう。
葬儀の仕事は、精神的にも体力的にも負担がかかる場面が少なくありません。だからこそ、過去に失敗や挫折を経験したこと、そしてそれをどのように乗り越えて前を向いてきたかを率直に語りましょう。あなたの誠実さと強さが伝わる、大切な質問です。
葬儀の仕事で求められるのは「揺るぎないメンタル」よりも、「感情と向き合いながらも安定を保てる力」です。挫折を経験しながらもそこから立ち上がった体験は、葬儀スタッフとして必要な精神的な柔軟さを示す格好の材料となります。
面接の最後に、担当者から「何か聞いておきたいことはありますか?」と逆質問を促されることがあります。逆質問はあなたが知りたいことを確認できるチャンスであると同時に、採用担当者にとっては志望度や本気度を確かめる機会でもあります。積極的に活用することで、あなたの熱意をしっかりと伝えましょう。
逆質問では熱意や意欲をアピールするだけでなく、実務やキャリアに関する質問、職場の雰囲気や社風について尋ねることもできます。具体例としては以下のようなものがあります。
会社のホームページで公開されている情報や、面接中にすでに説明された内容を改めて質問することは、準備不足や関心の薄さと受け取られる可能性があるため避けましょう。
また、葬儀業界や人の死を軽く扱うような言動、ご遺族様やご家族の想いをおろそかにするような発言は厳に慎んでください。
志望動機や面接での受け答えは、自身の具体的な経験や考えを根拠として、熱意と誠実さを伝えることが大切です。たとえ厳しい質問をされた場合でも、それはあなたの人間としての強さや、葬儀業界というやりがいある環境で活躍できる素質を示すチャンスと捉えて、堂々と、誠実にお答えしてみてください。
「究極の接客業」とも称される葬儀の仕事は、経験やスキルよりもまず「人の想いに寄り添える気持ち」が土台となります。当サイトでご紹介している現職スタッフの声にも、業界未経験から飛び込み、やりがいを見つけて活躍している方たちの等身大のエピソードが詰まっています。就職活動に不安を感じている方は、ぜひそれらのインタビューも参考にしてみてください。
葬儀社が提供するサービスは、故人様の人生と尊厳をつなぎ、ご遺族様やご友人の悲しみに寄り添いながら、その先の人生を温かく支えるものです。葬儀スタッフが本質的に向き合うのは、「死」ではなく故人様とご遺族様の「想い」です。その想いを胸に、あなたらしい就職活動を歩んでいただければと思います。
セレモニアは昭和24年から続く、川崎市に多数の式場「平安会館」を持つ地域密着型の葬儀社です。
長年の経験を生かし、葬儀をトータルで担当できる人材の育成や葬祭ディレクターなどの資格取得のサポートに力を入れています。
社員一人ひとりの想いに応える、風通しの良い社風が魅力です。